ラムレザルのやりたいこと

これまでの記事について、「ある程度格ゲーに慣れてる人、ラムレザルに慣れてる人向けの内容だ」という意見を貰ったので、自分自身の考えを見直す意味も込めて今後改めてラムレザルについて纏めていきます。



・ラムレザルの強み
まずラムレザルを使う上でどういうことをすれば勝てるのか。ラムレザルの強みとして分かりやすくあるのが、

画面端への運び能力の高さ
画面端でのセットプレイの強さ
画面端での固めの強さ
画面端でのダメージの高さ

です
強みの多くが画面端絡みに集約されていて、自分の体力が殆どない状態からでも、画面端に運ぶ始動が当たりさえすれば十分に勝機があると言えるレベルで強いです
つまり、運び、セットプレイ、固め、コンボの精度が高い程、セットプレイ、固めの種類が多い程、強みを生かせます
一方で、画面中央では有利な状況を作れる機会が少ないため、苦しい場面が多くなります なので、チャンスを得た時に逃がさず掴むこと、そのために練習することが重要なキャラです
とは言っても対戦を始める前に一通りを完璧にするのは非常に大変なので、実際に対戦を重ねながら練習して上達を目指すのが良いと思います



・立ち回り一番の狙い
では具体的にチャンスを掴む、つまり画面端へ運ぶスタートになるのはどういう行動か
挙げてみると、

中央での起き攻めが通る
飛び込み、空ダが通る
(遠S、足払いから)ダウロが当たる
2KPP、KPPの三段目が当たる
5P、5Kが空中ヒットする
2Sがカウンターヒットする
2HSが近くか高くでカウンターヒットする
剣持ちのJS、JHSが空中カウンターする
2起動の設置剣が当たる
ブリッツ、マックスチャージブリッツ、チャージブリッツカウンターが通る

辺りです
どれを当てても画面端に直行出来るため、これらを通すことがラムレザルの立ち回りでの一番の狙いになります



・立ち回り二番、三番の狙い
では上のような直接リターンに繋がる行動以外は無駄かというと、そうではありません チャンスの例で挙げた「中央での起き攻め」は、中央でダウンを取ることから始まります
中央のダウンは、より自分だけ動ける時間が長く、出来れば近い距離で取れる方が起き攻めしやすいです
挙げてみると、

・近距離
(5P→)2KK
地上投げ
空中投げ
空中ヒットKPP
2KPK

・遠距離
低めJ8D
チャージブリッツ
空中ヒットPPP
地上ヒットKKK
J2D

辺りです
近距離のダウン時は、基本的にダウン中に剣を設置し、相手の起き上がりに対してラムレザルの攻撃を重ね、続けて剣がヒットするようにすることで、中下択から画面端に運ぶコンボに繋げられるようになります なにかしらの起き攻めはしましょう
このように中央での起き攻めに直結する行動を通すことがラムレザルの立ち回りでの第二の狙いになります 被起き攻め時の5P暴れや投げ暴れもこれに当たります


遠距離でのダウン時は距離を詰める時間がかかるので、剣を設置した上で起き上がりにラムレザルの攻撃を重ねることが出来ません(相手が画面端近くに吹っ飛んでダウンを取った場合は出来ます)
でも有利な状況には違いないので何かしらの起き攻めはしたい そのような場面では、

多少隙があっても中下択を仕掛けにいく
あわよくばで一番、二番の狙いに当たる技を振る

ことも出来ますが、もう一つ、

剣攻撃をガードさせる前提で当ててゲージを溜めにいく

ことが出来ます
この「ゲージを溜める」という行動は立ち回りの中でも意識すべきもので、ゲージはあればあるほど選択肢が増えます

赤キャンに使って画面端に運ぶ
覚醒技でダメージを稼いで倒し切る
赤、黄キャンを使って行動をフォローする
覚醒技、DAA、ブリッツで切り返す
FDで相手の攻めを凌ぐ

など、様々な用途があり、特にラムレザルにとっては無理矢理にでも画面端に運ぶ赤キャンや、択をかける回数を減らせる覚醒技での倒し切りは非常に重要になります ゲージを溜めることがラムレザルの立ち回りでの第三の狙いになります




主に自分の考えていることではありますが、以上のような三つの狙いを持ってやってる人がいるんだな~と、何かしらの参考になれば幸いです。運び、コンボ、固め等について詳しく知りたい方は、過去の記事を見て貰えればと思います。