その七 ラムレザルの固め

固めは攻めの中でもかなり大事な部分。特にラムレザルの端固めは鬼なので、相手を逃がさない動きを覚えたい。



コンビネーションの性質
ラムレザルはPとKを組み合わせたコンビネーションが多彩 ディレイもかなり効く
ただしゲージが貯まらない
コンビネーションは大体
①最後まで出してガードされると不利
②二段目と最終段の間に隙間が空くが、別のルートで暴れ潰しができる その暴れ潰しガードされると確反
のどちらかに分類される
①に入るのは主に、PPP、KKK、2KK
②に入るのは主に、2KPP(暴れ潰しは2KPK)、KPP(暴れ潰しはKPK)
そのため、コンビネーションのみで相手を崩すためには、
途中止めで固め直し(暴れに負け)
最後まで出して暴れ潰し(ガードに負け)
のどちらかを選ぶ必要があり、リスクリターンが余り合わない
リスクを考えると、暴れ潰しを選ぶ時は極力赤キャン出来る状況でやりたい 特に相手が端の時にKKディレイKで暴れ潰しに成功すると、ゲージを払わずに張り付けることが出来るのでオススメ

またコンビネーションは、基本ジャンプキャンセル、必殺技キャンセルは出来ないものの、コンビネーションの最終段以外を剣設置、起動、回収でキャンセルすることが出来る(最速暴れには負ける)
そのため、剣行動を絡めてコンビネーションを止めて暴れを誘う、または近距離剣起動が出来る状況で下手な暴れを狩りながら有利を取る、という行動も出来る 特に近距離剣起動が出来る状況での選択肢の多さは素晴らしいので、自分が置いた剣の位置を覚えておいて、利用すると強い



コンビネーション以外の固めの性質
コンビネーションを除いたS、HS、足払い、前Pについても、ガードされたら不利なため、暴れを誘うのが難しい
こちらについてもコンビネーションと同様に、どこで剣設置、起動をして固め継続をするかが重要
また、こちらはジャンプキャンセルが可能なので、ジャンプキャンセルJS、JHS、空ダP等を使ってまとわりつきながらゲージを貯める、あわよくば崩すという行動を取れる
固めに剣を絡めやすいのでゲージ貯めができる
剣設置固め継続を見せることで暴れを誘い、それを狩る 狩る手段としては、遅らせダウロ、マルフォルなど ガードされたら不利なので固めは終わる



中央での固め
ラムレザルが近距離で有利を取れるのは、起き攻め時を除くと、空中攻撃後、P後、コンビネーション中段後、剣ガードさせた後(、シルドガードさせた後もだが直ガで投げられやすい)のみ
また投げもヒット数が多く、コマ投げの発生も11Fなため、中央での崩しで投げを多用して択をかけることは難しい
起き攻めを除くと、中段を仕掛ける時は結構な暴れに負けるリスクを背負うことになるので、相手がガードしかしてないような時以外はあまり効果がない
中央での固めの目的は、ゲージを貯めることがメイン

当てに行った空ダ、ジャンプ攻撃がガードされた後に、遠Sなどをガードさせてゲージを貯めつつあわよくば暴れ、飛びを狩る
コンビネーション途中止めを多用して暴れてきたところを狩る、または剣が設置してある付近まで押す
という行動が主

近距離6剣起動ができる場所までS、HSで押して、ジャンプキャンセル剣起動から空ダするという行動は、暴れに勝ててガードにも固め継続が出来るため非常に強い



端での固め
ラムレザルの肝 端に持っていってからの起き攻めをガードされた後の状況
ここから再度崩せるかどうかが本当に大事

両剣設置状態での端固めの基本形は、
近S立ちHSHS剣起動→ダッシュ近S立ちHSS剣起動
のループ
近S立ちHS以外にも、近Sのみ、足払いのみ、近S足払い、コンビネーションと複数選択肢があり、それぞれ利点がある

コンビネーション以外ではジャンプキャンセルができるため、剣起動を空中で行うことで暴れを避け、あわよくば剣が当たってコンボに行ける
剣起動時にはこのジャンプキャンセルを含めた選択肢がある 相手の低い遠S等を避ける低空起動、固めの隙間が増える分空ダ固めが出来るHJ起動、斜め上に長い技持ちに有効なジャンプキャンセルしないで起動の三つ
また、この時剣を2起動することで、隙間は空くものの有利Fやリターンが上がる
空ダできるルートに行った場合は、ヒット時はJKJHSから近Sダウロへ、ガード時はJKJPJK等で再度固めに行こう

コンビネーションで固める場合は、ジャンプキャンセルが出来ないために暴れに負けやすくはなるが、ゲージある場合には2KPK、KK暴れ潰しK、2K暴れ潰しKといったリターンのある崩しに結びつけることができる


端での剣起動について、それぞれに強みがある

HS剣は飛びを抑えることができて、更に相手の暴れを避けた際に硬直に剣がヒットするためリターン取りやすい 基本的には端ではHS剣の方が優秀

一方でS剣は、キャンセル剣設置の時に飛びで逃げられてしまう しかし、四寅剣やらαブレードやらのHS剣を抜けられる暴れに勝つことができるので上手く活用したい
そして、剣には再起動できるまでに少し時間が必要なため、HS剣のみで固め続けることは殆どできない
では、HS剣が使えないタイミングでの飛び逃げはどうするのかと言うと、固めからジャンプキャンセル低ダPKPKPが強い
飛んでいる相手を抑えることができて、JPの硬直が少ないためにスカってもすぐJKがしゃがみガードの相手にも当たるように出る
これはしゃがみガードでJPすかしての空投げやサマソに負けるものの、見てなければ返せないのでそれを見ている相手には6S剣固め直しが通る、というラム有利の読み合いになっている
純粋に強いので、6HS剣がある時にも混ぜて行こう


固めから崩しに行く時は、中央での崩し以外にも、
剣ガードさせてからコマ投げ、または遅らせ足払いに行く、
HJ起動空ダJKから更に剣起動して中下通す(暴れてくるなら空ダJKディレイJHSで潰せる)、
HJ2起動で空ダとスラで択る、
赤キャン前提でコンビネーションを通す
等いくらでもできるので、トレモで探してみるのが良い
また、端で相手に飛ばれた場合の迎撃には、前空投げ仕込みJPでガードさせても下まで下ろせるので活用すると良い

端HS剣のみ設置、S剣所持も強い
近S遠Sから6HS起動して、空ダJPJKJS近S遠Sをガードしてくれるならギリギリ再度6HS起動ができるので、昇竜もゲージも無い相手にはこれでゲージガンガン貯めにいくのもアリ



これらのことは、大体「ダイジさんのラムレザル鳥籠講座」にあるので、動画を見てみるのが一番分かりやすいと思います。



ラムレザルの起き攻めは勿論強力だけども、端固めのヤバさが一番際立っている。択をガードされても逃がさず追い詰めて行こう。